
― お金の本当の役割を知る ―
私たちは長いあいだ、
「税金で国が成り立っている」
と教えられてきました。
では、その前提は本当に正しいのでしょうか?
この記事では、難しい経済用語を極力使わずに、
あなたの中にある「お金の常識」を静かに揺さぶる視点を紹介します。
読み終えたとき、税や国の見え方が少し変わっているはずです。
よくある「税金」のイメージ

多くの人が、次のように考えています。
- 国は税金を集めて
- そのお金を使って
- 公共サービスを提供している
これは学校教育やニュース、日常会話の中で、
ほとんど疑われることなく共有されている「常識」です。
しかし、この考え方には、ある前提が含まれています。
家計と国家は同じなのか?

私たちは無意識のうちに、
「国も家計と同じだ」
と考えてはいないでしょうか。
- 家計は、稼がなければ使えない
- 会社は、利益がなければ倒産する
では、国家はどうでしょうか?
ここで、決定的な違いが現れます。
家計と国家の決定的な違い

- 家計は、お金の利用者
- 国家は、お金の発行者
日本円を発行できるのは、個人でも企業でもなく、
日本政府だけです。
この一点が、すべての議論の出発点になります。
円はどこから生まれるのか?

日本円は、税金を集めた結果として生まれるわけではありません。
実際には、
- 政府が支出を行う
- その時点で円が新しく生まれる
- その後、税として回収される
という順番になっています。
つまり、
円は「税から生まれる」のではなく、「政府支出から生まれる」
という構造なのです。
逆転している「お金の順番」

多くの人がイメージしている流れは、次のようなものです。
❌ 税 → 支出
しかし、現実の流れはこうです。
⭕ 支出 → 税
まずお金が使われ、
その後で税として回収される。
ここを理解すると、税の役割がまったく違って見えてきます。
税の本当の役割とは?

では、税は何のために存在しているのでしょうか。
税の本当の役割は、
- 通貨を使わせる
- 通貨を社会に循環させる
- 経済全体を調整する
ことにあります。
税は「集めるため」の装置ではなく、
「回すため」の仕組みなのです。
税があるから円が使われる

重要なポイントがあります。
- 税は、日本円でしか支払えない
- だから人々は円を稼ぐ必要がある
- 結果として、円が社会全体に流通する
税は、
「円を必要不可欠なものにする仕組み」
として機能しています。
もし税がなかったら?

仮に税が存在しなかったら、どうなるでしょうか。
- 円を使う理由が薄れる
- 物々交換や外貨が増える
- 通貨の価値が不安定になる
税は、単なる負担ではなく、
通貨の信用を支える基盤でもあるのです。
「財源がない」という言葉の正体

政治やニュースでよく聞く
「財源がない」という言葉。
しかし、本当に足りないのは、
- お金ではなく
- 人
- 物
- 技術
です。
円そのものは政府が発行できますが、
現実世界の資源には限界があります。
問題は「お金」ではなく、「現実のキャパシティ」なのです。
税をどう捉え直すか

ここまでを踏まえると、
税の見え方は大きく変わります。
税とは、
- 罰でも
- 搾取でもなく
社会を円滑に回すための設計図です。
「恐れるもの」から
「設計し、議論すべきもの」へ。
マインドシフトのまとめ

最後に、視点を整理しましょう。
- ❌ 税は財源
- ⭕ 税は通貨循環の仕組み
この視点を持つことは、
経済や政治を考えるうえでの土台になります。
そしてそれは、
日本の未来を主体的に考える第一歩でもあります。

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